アレルギー性鼻炎について

 
乳幼児期にはじまり、学童期に最も有症率が高いアレルギー疾患です。また喘息の症状にも影響を与えます。ダニが原因の場合には、免疫療法も行っております。どうぞお気軽にご相談ください。
 
 原因による分類
 
通年性アレルギー性鼻炎
ダニやホコリが原因となり一年中症状があります
 
季節性アレルギー性鼻炎
花粉などが原因で一定の季節に限局して生じ、アレルギー性結膜炎を合併することが多いです
 
 治療
 
アレルゲンの回避が一番重要で、抗アレルギー薬の内服(抗ヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬)やステロイドの点鼻薬で症状を抑える治療が一般的です。
スギ花粉やダニが原因のアレルギー性鼻炎に対して、免疫療法(舌下免疫療法、皮下免疫療法)という治療法があります。アレルギーの原因物質(抗原)を少しずつ身体に与えることで、 抗原に慣らしていく治療法です。 現時点ではアレルギー症状を抑えるだけでなく、治すことができる唯一の治療法といえます。
 
当院では徳洲会病院アレルギー科から引き継ぎ、 ダニアレルゲンエキスの皮下注射による免疫療法(SCIT)を行っております。(新規に皮下免疫療法は行っておりません。)
ミティキュアやアテニアによる舌下免疫療法(SLIT)は行っておりますので、ご希望の方はご相談ください。